テスラ モデル3に乗っているとよく聞かれるのが、
「普段の通勤は楽そうだけど、遠出もちゃんとできるの?」という疑問。
今回はまさにその両方を体験した1週間だったので、実際のバッテリー消費・充電状況を含めてレポートしてみます!
- 駅の駐車場に3泊放置、セントリーモードはどう影響する?
- 普通充電でどこまで回復できる?
- 遠出したらどれくらいバッテリーが減る?
実用性が気になる方に、参考になれば嬉しいです。
火曜〜金曜:駅の駐車場で3泊 → セントリーモードの影響
出張に行くため駅近くの駐車場にクルマを停め、そのまま金曜の朝まで3泊放置。
常時セントリーモードをONにしていたところ…
- 駐車場到着時:63%
- 駐車場出発時:33%
つまり、3泊で約30%のバッテリーを消費しました!!駅の立体駐車場とういうことでセントリーモード発動回数は多い位置付けです。でも1日10%の消費はちょっと多いですね〜。
下記がTeslaFiで見た1日分の消費実績です。走行距離でいうと40km/日の消費です!

金曜夜:帰宅後に普通充電スタート
土曜日は遠出する必要があるため、自宅に帰ったら速攻で充電です!
充電開始時のバッテリー残量は19.69%。
自宅200V16A(3.2kW)充電でします。普段は価格の安い21:00~7:00の深夜電力で充電しますが、今回はその時間外も使って充電します!
途中で送迎を挟み、87%まで回復しました! 14.5時間で71%充電出来たことになります。


土曜日:片道130kmの遠出、往復260kmを走行!
フル充電は出来ませんでしたが、テスラのナビ設定時の残量予測から十分な残量がある事が確認できました。残量87%出発です!!!
今回は家族4人を乗せて高速道路で移動します。
それにしても高速道路を走る度に動力性能の良さに感心します。どの速度域でもアクセル操作に遅延なく加速してくれます。ついつい速度が出てしまいますね。。。
帰宅時のバッテリー残量は18%!!結果として71%を消費して残りの走行距離は約70kmでした。事前のナビ予測通りで残距離が正確に出るので不安感はありません。
土曜夜:自宅で再充電(深夜電力)
帰宅後、そのまま自宅で普通充電を再スタート。
今回は深夜電力を活用して21:00〜7:00の9時間の充電です。
翌朝の確認では…
17% → 68%まで回復
約51%(約200キロ分)の充電が完了。翌日に遠出が無ければ、電気代の安い時間帯で効率的に回復できるのが強みですね。ガソリンスタンドに行かないで良いのも地味に嬉しいです。

1週間のバッテリー推移まとめ
日時 | イベント | SOC | 内容・備考 |
---|---|---|---|
火曜 朝 | 自宅 → 駅 駐車場へ移動 | 63% | セントリーモードON、駐車場に3泊開始 |
金曜 朝 | 駅で車に乗車、出発前 | 33% | セントリーモードで約30%消費(3泊分) |
金曜 夜 | 自宅に帰宅 | 20% | 駅から自宅まで走行、消費はごくわずか |
金曜 夜〜土曜朝 | 自宅で普通充電(200V/16A)開始 | →87% | 約67%回復、フルまでは届かず |
土曜 日中 | 遠出:往復260kmドライブ | 17% | 約71%消費、ほぼ高速道路を走行 |
土曜 深夜〜日曜朝 | 自宅で普通充電(深夜電力)再開 | →68% | 約51%回復、電気代が安く効率的 |
感想:普段使いも遠出も、ちゃんとこなせるEV
今回のように、
- 平日は駅に3泊(セントリーモードON)
- 金曜夜は普通充電
- 土曜に遠出 → 夜に再び充電
という1週間の使い方でも、必要な移動はすべてこなせたというのが正直な感想です。
充電のタイミングさえ把握できれば、普段使いで不便を感じることはほとんどありません。
さらに、深夜電力を活用すれば、維持費の面でもガソリン車より有利です。
ただし今回のような往復250kmクラスの中距離ドライブは無充電でクリアできましたが、
これ以上のロングドライブ、特に片道200kmを超えるような移動となると、
やはり途中での経路充電が必要になってきます。
九州エリアの場合、福岡市内は比較的充実している一方で、それ以外の地域ではスーパーチャージャーの設置間隔が長く、
目的地やルートによっては1〜2箇所の充電ポイントに依存する形になってしまうのが現状です。
そのため、九州内でのロングドライブは、事前にしっかりとした充電計画を立てておくことが重要です。
今後の拡充に期待しつつ、現状では「計画充電」ありきの運用が現実的だと感じています。
以上、普段使いレポートでした。
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