走行中に突然!フロントカメラの警告が出た
ある朝、通勤で走行中に突然テスラのディスプレイに 下記写真の警告が表示されました。内容は「フロントガラスの内側に汚れが付着しています。清掃サービスをご予約ください」というものです。
※余談:モニターの言語表記を英語にしています。その方法と理由はこちら!

タイミングは朝日が正面から差し込んでいるとき。最初は「光のせいで誤検知しているだけかな?」と思って走り続けましたが、その後も同じ状況で繰り返し警告が出るようになりました。
テスラのオートパイロット(Autopilot)機能はLiDARセンサーやミリ波センサーを用いずにカメラへの画像で賄っています。肝心要のカメラ関連の警告は放置するわけにはいきません。でも最寄りのサービスセンターまでは片道1時間以上……。まずは自分でできることをやってみようと、自己責任で!DIY清掃に挑戦することにしました。
フロントカメラの位置を確認する
警告に出た画像をよく確認すると、画面左側にくもりが確認できました。
テスラ モデル3のフロントカメラは、フロントウィンドシールドの上部中央付近、ルームミラーの裏側あたりに内蔵されています。車内からではなく、外から見るとフロントガラス越しにカメラユニットが見える形です。

カメラ自体はガラスの内側に収まっており、外部から直接触れることはできませんが、カメラが映す範囲はフロントガラス越しです。つまり、フロントガラスの外側が汚れていたり、油膜が張っていたりすると、カメラの視界に影響が出ます。
朝日が当たるときに警告が出る原因として考えられるのは、まさにフロントガラスの油膜や水垢です。斜めから強い光が当たると、普段は気にならない汚れが一気に視界を妨げるのです。
DIY清掃の手順
用意したもの
- 内装剥がし
- トルクスレンチ
- マイクロファイバークロス
使用した工具は内装剥がしとトルクスビットのみ。Amazonやカー用品店で揃えられます。
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清掃の手順
① ミラー根本のカバーを外す
丸で囲った部分を外します。工具不要で手で取れます。

このように爪ではまっているだけなので、部品の境目を指で押さえると取りやすいです。

② ルームミラーを取り外す
これも工具は不要です!ミラーを半時計方向に回します。ミラーを外す前にハーネスカプラーも抜いておきます。


③ カバーを外す
カメラーのカバーを外します。これも爪ではまっているのですが、隙間がなく指が入らないので内装剥がしを使用します。

カバーの前方と後方の隙間に内装剥がしを差し込みテコの原理で軽く持ち上げると爪が外れます。写真は車両右側のみですが、左側も同様に外します。


このような状態にします。配線がつながっているので、完全には外さずにぶら下げた状態にします。

④ ブラケットを外す
トルクス頭のビス2本を緩めブラケットを外します。

このように外れます。これも配線が繋がっているのでぶら下げた状態とします。

⑤ ガラスとカメラレンズを清掃する。
ガラスを確認すると、やはり汚れが!普段はカバーの内側にあるので見えませんが、結構汚れていますね。
埃が出づらいマイクロファイバーやレンズ掃除用ファイバーを使用して吹き上げます。


ブラケットの内側にゴミが付着しないように注意します。

⑥ 分解と逆の手順で組み付ける。
カメラ本体の固定部は分解していないので、細かな調整は実施していません。
⑦サービスモードでカメラ映像を確認する。
サービスモードにて、メインカメラとワイドカメラの映像に曇りがないことを確認する。
ここまでの作業時間は、初めての作業でも30分程度でした!

結果:警告はすぐに消えた!
清掃後に車を起動したところ、警告はすぐに消えました。その後、朝日が差し込む同じ状況で走行しても警告は一切出ていません。
原因はやはりフロントガラス内側の油膜汚れでした。長期間積み重なった油膜が、強い朝日の角度でちょうどカメラの視界を遮る状態になっていたようです。
サービスセンターに持ち込んでいたら、予約待ちや移動時間も含めて半日仕事になっていたはず。自己責任ではありますが解決できたので、コスト・時間ともに大幅に節約できました。
予防のために:定期的なガラス清掃が重要
今回の経験を通じて改めて実感したのは、テスラのカメラシステムにとってフロントガラスの清潔さがいかに重要かということです。通常の汚れでは警告は出ませんが、油膜・水垢が蓄積すると、特定の光条件でカメラ性能が低下します。
定期的なメンテナンスのついでに、フロントガラスの製造も習慣にすると安心ですね。特に梅雨明け後や長距離ドライブ後は、油膜汚れが溜まりやすいタイミングなので要注意です。また私の場合 走行距離 約28000km、新車購入から約2年3ヶ月でした。
まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 警告の原因 | フロントガラス内側の油膜汚れ |
| 使用道具 | 内装剥がし、トルクスレンチ、マイクロファイバークロス |
| 作業時間 | 約30分 |
| 費用 | ほぼ0円(道具が手元にある場合) |
| 難易度 | ★★★☆☆(内装剥がしの経験がある人であれば比較的簡単) |
| 結果 | 解消 |
まだまだ日本国内のサービスセンターが少ないテスラ。DIYでできる事が増えると維持管理の心理的安全性が高まりますね。自己責任ではありますが参考になれば幸いです。
他にもメンテナンスに関する情報を掲載しています。宜しければこちらもご確認ください!

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