初夏の陽気が始まる5月。モデル3ハイランドでのドライブ日和の季節です。本記事では最新の電費実績を詳しくレビューします。
⚡ 電費の目安と評価基準
本ブログではTesalaFIに表示されるバッテリー総容量と車両に表示される航続可能距離から計算される電費を基準とします。
・バッテリー総容量:60kWh(日によって若干変動しますが、キリの良い数値にします)
・航続可能距離:新車購入時の航続可能距離437kmを基準とします。
▪️基準電費:60kWh➗437km=137Wh/km(7.3km/kWh)
本ブログでは、この電費を基準に記載していきます。
✅ 今月の電費
TeslaFiのデータを確認してみます。

電費:130Wh/kmと前述の基準電費より良い結果でした!
💰今月の充電費用
次に充電費用をテスラアプリから確認してみます。

充電費用:6380円 でした!(内1160円がスーパーチャージャーによる充電)
1785km走って6380円は安いですよね!リーター165円でガソリン車だと仮定した場合、燃費は46.2km/Lです。やはり自宅充電運用の電気自動車は安いですね!
5月の気温と電費状況
先月に対してどうなっているか確認してみます。
- 平均気温:先月(4月)より上昇
- 電費:先月(4月)より改善
次に1年前と比較してみます!
- 平均気温:昨年5月より下降
- 電費:昨年5月より悪化

気温と電費の関係を散布図で表示してみます。これは過去1年間、私のテスラモデル3で記録した気温と電費の関係です。このグラフから21℃付近が最も電費が良くなると推測できます。
ただし、21℃付近の3つの点に着目すると、8Wh/km程ばらつきがある事がわかります。
オレンジが今年の5月、緑が昨年の5月で今年の方が電費が悪化していますが、これは走り方のばらつきであると推測しています。

実際、この5月は4人乗車で高速道路をハイペースで走る事が多かったのです。次項で、走行速度と電費の関係を確認してみましょう!
走行速度と電費の関係
下記はTeslaFiのデータからプロットしたグラフです。速度レンジ毎の走行距離を棒グラフ、電費を線グラフで表示しています。青棒と青線が25年の5月、オレンジ棒と緑線が24年の4月です。

やはり、25年の5月は高速の走行が多く、それに伴って電費が悪い事がわかります。24年5月は高速道路を走行していないようです。
トランスミッションのあるエンジン車は、効率の良い回転数と車速がマッチするポイントがあり、高速道路走行の燃費が伸びる場合があります。一方、トランスミッションを持たないテスラは、速度が上がるほど電費が悪化します。ちなみに空気抵抗は速度の二乗で増えます!!テスラの滑らかなフォルムも意味があるって事ですね空力。
✅ 2025年5月 テスラ モデル3 電費レポートまとめ
- 電費:130 Wh/km(TeslaFiのデータより)
- 充電費用:6,380円(内スーパーチャージャー分:1,160円)
🔸 気温と電費の関係
- 先月(4月)より気温は上昇 → 電費は改善。
- 昨年同月(2024年5月)より気温はやや低下 → 電費は悪化。
- 気温21℃付近でも、最大8Wh/kmのばらつきあり → 走行スタイルの影響が大きいと推定。
🔸 走行状況の影響
- 今月は4人乗車 + 高速走行中心 → 電費に悪影響。
- 速度別分析では、25年5月は高速域の走行が多く、24年4月より電費が劣化していることが明確。
ここまで読み進めて頂きありがとうございました。他にも毎月の走行電費を記事にしています。良かったらご覧になってください。
コメント