寒い日が続きヒーターの使用頻度が増えた11月。
電費の大敵の暖房が増えて電費がどうなるか?
この記事では、2025年11月のテスラ モデル3(LFP搭載)の
電費と充電費用の変動要因を、データと比較で見える化し、
なぜこの月の電費がこうなったかを丁寧に解説します。
単なる記録ではなく、
同じ条件で走る他のオーナーが
実際に改善策を考えるための分析記事です。
さらに本記事の後半では、サモン使用した動画を紹介しています。
※ 電費や充電費用の考え方については、
「電費と充電費用の基本まとめ」で詳しく解説しています。
🔎 この記事で分かること
- 11月の電費・充電費用の傾向
- 前月(10月)との比較から見える違い
- 電費に影響した主な因子
- 誰でもできる改善ポイント
- FSD日本導入に関わる法規制
- FSDの擬似体験
⚡ 電費の目安と評価基準
まずは電費の基準についての考え方です。
本ブログではTeslaFiに表示されるバッテリー総容量と車両に表示される航続可能距離から計算される電費を基準とします。
・バッテリー総容量:60kWh(日によって若干変動しますが、キリの良い数値にします)
・航続可能距離:新車購入時の航続可能距離437kmを基準とします。
▪️基準電費:60kWh➗437km=137Wh/km(7.3km/kWh)
本ブログではこの電費を基準とし、今月の電費がどの程度効率的だったのかを評価していきます。
📊 2025年11月の電費&充電費用(サマリー)
以下は、TeslaFiデータから抜粋した
11月の主な走行統計です。
- 走行距離:1,629km(前月比+305km)→4週連続で往復250kmの県外移動がありました。
- 走行中の電費:129Wh/km(前月比改善)
- 総消費電力量:297kWh(前月比減少)→約1週間出張のため乗車無しでした。
- 停車中も含む総合電費:182Wh/km
- 充電コスト:5013円(自宅充電とスーパーチャージャー)
- ガソリン換算使用量:30.4L相当(165円/L 試算値)
- 燃費換算:53.6km/L(改善)
- 平均気温:16℃
先月に対して暖房の頻度が増えたので電費が落ちるかな〜っと思っていましたが、結果は逆でわずかに改善していました。
❓ なぜ11月はこういう傾向になったのか?
結論を先に言います。電費の変動理由は、気温が電費のスイートスポットに入ったから。

このグラフは横軸は外気温、縦軸(第2軸)が走行距離です。青色が10月、オレンジ色が11月です。
11月は、10月と比較すると電費の良い20℃前後の走行距離が多いという事がわかります。
下図は、電費と外気温の関係を示した散布図です。グラフの下に行くほど電費が良いのですが、このグラフから低温だけでなく高温時も電費が落ちる事がわかります。その結果、概ね20℃が最も電費の良いスイートスポットなのです。
今回の比較でいうと10月はまだ30℃を超える日もあったためスイートスポットから高温側に外れていたのです。11月になり気温が下がり平均気温がスイートスポットに近づいたと言えるのです。

💡 実用改善ポイント
前述したように高温時も電費が悪化します。その暑さはどこからきているかというとガラスルーフです!真夏は頭が本当に暑いです。
読者がすぐに実践できる改善策:ガラスルーフサンシェイドです。
実際これを取り付ける事でかなり体感が軽減します。簡単に取り外しできるのも良いですよね。
FSDよ早くこい!
2025年8月20日、テスラジャパンの公式Xでこんな投稿があったのです!

なんと、日本の公道でFSDのテストをしているという投稿です!!!いろいろと慎重派の日本は当分FSDが来ないと諦めていた矢先にこの投稿にテンションが上がります。
FSD日本展開のボトルネックはUN法規
Xの文面を読む限り、法規制がボトルネックになっていそうですね〜。日本の法規制はアメリカではなく欧州の物がベースになっていると言われています。
具体的にどのような法規があるのか記載していきます。
UN法規とは何か?
UN法規(UNECE Regulations)は、
車両の安全基準を国際的に統一するためのルールです。
日本・EU・韓国などはこの枠組みを採用しており、
日本の道路運送車両法も UN法規をベースに国内法化 されています。
つまり、
日本で市販される車の先進運転支援(ADAS)は
UN法規を超えることができない
という前提があります。
特にFSDと最も深く関係しているのが
UN R79(操舵装置規則)です。
この規則が、自動運転の「自由度」を決めています。UN R79 では、自動操舵は ACSF(Automatically Commanded Steering Function) として定義されており、ACSFは運転支援であり自動運転ではないと位置付けられています。つまり意思決定は人間が行うべきという考えです。
FSDへの影響でいうと例えば下記です。
- 自律運転による横方向加速度は0.3G以下
- 車線変更時は人間のウインカー操作が必要
通常の緩やかなカーブ走行は0.3G以下ですが、交差点を曲がる場合は0.3Gを超える場合が多く、FSDを妨げる要因の一つとなっています。
また自動で車線を行う事も制限されています。これはエンハンストオートパイロットの機能の一つである、ナビゲートオンオートパイロットにも影響しています。本来は勝手に車線変更を行う機能ですが、日本の場合ウインカー操作がないと車線変更してくれません。
時代錯誤な残念な法規です。。。この法規のせいでむしろ安全を損なっていると言えます。技術的には自律的に走行可能な物をわざわざ使えなくしている。。。
サモンでFSDを擬似体験する
私が乗っているモデル3 ハイランドは、FSDを使用可能なハードは既に内蔵されています!とってももどかしいので、エンハンストオートパイロットの機能を使って、FSDを擬似体験してみました!
次の動画は、後部座席に座った状態でスマートサモンを動作させてものです。法規の影響で20m以下の距離しか走行出来ませんが、完全に自動運転です!ディスプレイにはFSDでお馴染みの青い線が表示されます。
バックで駐車場枠を出て、スムーズに前進します。その後、自動でウインカーを出して右折します。(右折したところで、距離制限でスマートサモンが停止しています)
広く他者がいない駐車場で動かしています。
動画を見ての通り、ハンドルもペダルの操作も一切ありません。携帯アプリで行き先を指定したのみです。駐車場の枠や縁石をカメラ画像から判断し自律走行しています。
とっても近未来的ですごく将来性を感じますね!アメリカでは無人のロボタクシーの運用が始まろうとしています。
もしも日本にFSDが導入されたら、生活が一変しそうですよね!そしてこのような技術を実用化まで持っていきたテスラに感服いたします!!!
FSDが導入されたら、電費とか興味なくなりそう。。。(笑)
という事で、途中からかなり脱線しましたが、2025年11月の電費レポートでした!
他にも記事がありますのでよかったらご覧ください。ここまで読み進めていただきありがとうございました。
毎月の電費レポートはこちら
エンハンストオートパイロットに関する記事はこちら


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