【テスラ モデル3】2025年12月の電費&充電費用レポート|電費悪化の原因をTeslaFiデータから考えてみる

電費

この記事では、2025年12月のテスラ モデル3(LFP搭載)の
電費と充電費用がなぜ変動したのかを、データと比較分析で解説します。

多くのオーナーが同じ悩みを話しているように、
「12月の電費が悪くなった原因」を数字と傾向から読み解き、
同じ条件の人が改善できるポイントまでまとめています。

🔎 この記事で分かること

  • 2025年12月の電費データの傾向
  • 11月と比べて電費が悪化した主要因
  • 考えられる要因別の影響度
  • 電費の良い、電気自動車を選ぶポイント
  • 冬場の電費改善のための実用アドバイス

※ 電費や充電費用の考え方については、
「電費と充電費用の基本まとめ」で詳しく解説しています。

💡電費の目安と評価基準

まずは毎度同じ文章ですが、電費の基準についての考え方です。

本ブログではTeslaFiに表示されるバッテリー総容量と車両に表示される航続可能距離から計算される電費を基準とします。

・バッテリー総容量:60kWh(日によって若干変動しますが、キリの良い数値にします)

・航続可能距離:新車購入時の航続可能距離437kmを基準とします。

▪️基準電費:60kWh➗437km=137Wh/km(7.3km/kWh)

本ブログではこの電費を基準とし、今月の電費がどの程度効率的だったのかを評価していきます。

📊2025年12月の電費と充電費用の概要

以下は私の実際の走行で計測した電費と
充電料金の実データです。

  • 走行距離:905km(前月比-723.7km)→今月は遠出が少なく、通勤メインの使用でした。
  • 走行中の電費:142Wh/km(前月比悪化)
  • 総消費電力量:256kWh(前月比減少)→前月より減少しているものの走行距離の割に多いです。
  • 停車中も含む総合電費:283Wh/km(前月比悪化)→毎朝出発前に暖房を使用している影響と推測します。
  • 充電コスト:3894円(自宅充電のみ)
  • ガソリン換算使用量:23.6L相当(165円/L 試算値)
  • 燃費換算:38.3km/L(改善)
  • 平均気温:10.2℃

今月は明確電費が落ちていますね。走り方か?気温のせいか?

次項でデータをもとに確認してみます。

❓ なぜ12月は電費が悪化したのか?

12月の電費悪化は 複数の要因が考えられます。
以下で影響因子についてデータを確認します。

🔹車速の影響について

電気自動車の電費に影響する要因の一つが車速。なぜならば、走行抵抗の一つで空気抵抗は速度の2乗で増加するためです。

👉 電気自動車は速度の上昇に伴って電費が悪化するのです。

11月(前月)と12月の車速データから分析してみます。

次のグラフはTeslaFiでプロットしたもので、平均車速帯ごとに5km以上連続して走行した区間の走行距離を集計した結果です。


青が11月、オレンジが12月を示しています。
12月は30〜40km/h付近の中低速域の走行距離が増えており、一方で90km/h以上の高速域は11月に比べて大きく減少しています。12月は電費が悪化する高速走行が減っているという事ですね。

「12月の走行モードは電費に有利」という事がわかります。という事で、電費悪化の理由は他にありそうです。

ちなみにガソリン車の場合は高速道路を走行すると電費が良くなる傾向があります。これは「エンジン効率が“美味しい回転数・負荷”を使えるから」です。エンジンはその特性上、効率が良くなる回転数があります。その領域を使って一定速度で走行出来る割合が増える高速道路は、一般道より燃費が良くなる傾向があります。もちろん高速走行は空気抵抗が増えますが、それ以上にエンジンの効率の影響が出ている、という事ですね。

🔹外気温の影響について

電気自動車は外気温が下がると電費が悪化すると言われています。その理由は

  • 暖房が“走行と無関係に”電力を消費する(ガソリン車の場合、エンジンの排熱で暖房できるが電気自動車は暖房のためだけに電力を消費する)
  • バッテリー保温・予熱に電力を使う
  • バッテリーが冷えると効率が落ちる(例えば回生ブレーキに制限がかかります)

以下は走行データから気温と電費の関係をグラフにしてものです。こんな感じで、気温が低くなる冬に電費が悪くなっていますね!

これらを散布図に示すと、、、気温と電費は相関がありそうです!

最も電費が良いのは20度付近でそれから離れるほど電費が悪化します。

11月と12月の走行データを比較してみましょう!外気温帯ごとに、5km以上連続して走行した距離を集計した結果です。
青が11月、オレンジが12月を示しています。

11月は10〜20℃付近での走行が中心だったのに対し、12月は0〜10℃の低温域での走行割合が大きく増えています

電費の気温の散布図で見ると、11月(青)から12月(オレンジ)でこのような変化があったと言えます。

💡 電費の良い「電気自動車を選ぶポイント」

ちなみに、冬場の電費悪化原因の一つである暖房。車両の機能として燃費悪化を抑制するポイントは下記2点です。

電気自動車を購入する場合は、これが搭載されているか確認すると良いですね!ちなみに2026年2月現在日本で新車販売されているテスラ車は全て搭載済みです。(旧モデルにヒートポンプ無し車あり、海外販売のスタンダードモデルにガラスルーフモ無しデルが存在します)

  • ヒートポンプの採用・・・暖房の効率を上げる物です。これが搭載されていない車種は極端に電費が悪化します。
  • ガラスルーフの採用・・・日差しがあると暖房負荷が小さくなるのを体感しています。ただし、夏場は暑い。。。

💡 同じ条件の人が真似できる「電費改善ポイント」

✔ ガラスルーフを活用する

低外気温で電費が悪化する主な理由はヒーターの電力消費です。
ヒーターの負荷を下げるのに効果的なのがガラスルーフです。

もしもサンシェードを装着している場合は外しましょう

✔ 速度は控えめに!

走行に必要な電力は、走行抵抗にほぼ等しいです。そして走行抵抗の多くを占めるのが空気抵抗です。空気抵抗は車速に2乗に比例するので控えめにする事が効果的です。

車速を10%低くすると、空気抵抗は 約19%減少します!なんかお得な感じですよね?

安全と電費を同じ得られる一石二鳥です!

🧾12月の電費まとめ

前月に対して電費が悪化しました。主な理由は「気温の低下」です。やはり定説通り、電気自動車は気温が低下する冬場に電費が悪化しますね。

ただしデータで比較するとわかりますが、普段使いでは電費の悪化による不便さは特に感じません。巷で噂の冬場は走行距離が少なくて使い物にならない!なんて事は、全くありません。

以上、2025年12月の電費レポートでした。

これ以外にも毎月レポートを記事にしていますので良かったらご覧ください。リンク

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