【テスラモデル3】酷暑でも改善、ガソリン換算41.1km/L相当!|2025年8月の電費&充電費用レポート

電費

8月は連日の猛暑日が続き、EVにとっても厳しい季節でした。
例年なら冷房使用で電費が悪化しやすいのですが、今月の実走データでは 131Wh/km(7.7km/kWh) と基準値137Wh/kmを下回り、意外にも効率が改善しました。

さらに今回は、充電コストを「ガソリン換算」にして比較。
実際にはガソリンを一切使っていませんが、リッター165円で試算すると41.1km/L相当という驚異的な数値になりました。

⚡ 電費の目安と評価基

本ブログではTesalaFIに表示されるバッテリー総容量と車両に表示される航続可能距離から計算される電費を基準とします。

・バッテリー総容量:60kWh(日によって若干変動しますが、キリの良い数値にします)

・航続可能距離:新車購入時の航続可能距離437kmを基準とします。

▪️基準電費:60kWh➗437km=137Wh/km(7.3km/kWh)

本ブログではこの電費を基準とし、今月の電費がどの程度効率的だったのかを評価していきます。

✅ 今月の走行結果まとめ

  • 走行距離:1,071km(前月比▲565km)
  • 電費:131Wh/km(改善)
  • 総消費電力量:309kWh
  • 充電コスト:4,301円(全て自宅充電です)
  • ガソリン換算使用量:26.1L相当(試算値)
  • 燃費換算:41.1km/L相当(試算値)

👉 EVで走ることは、ガソリン車で 41km/L超の低燃費 を実現しているのと同等です。スポーツカー並みの加速力とこの燃費の両立は素晴らしいですね!

前年同月との比較

  • 電費:▲18.3Wh/km(改善)
  • 充電コスト:▲362円(減少)

ただし、この改善は「運転スタイルの変化」よりも 平均気温が下がったことが主因 です。
昨年8月はさらに気温が高く、冷房負荷が大きかったため電費が悪化していました。
EVは外気温に大きく左右されるため、この違いが結果に表れています。

下記がTeslafiで出力した比較グラフです。

青の棒グラフが2025年8月、オレンジが2024年8月です。棒グラフの位置が温度帯、高さがその温度帯の走行距離です。

このグラフから読み取れる事は、2024年の方が暑かったという事です

気温と電費の関係(長期データ分析)

グラフから夏冬は電費悪化、春秋は効率改善する傾向が読み取れます。このグラフからも昨年8月の方が暑かった事が読み取れると思います。

散布図からは「最も効率が良いのは平均気温20℃前後」。

R²=0.87と高い相関性があり、 EVの電費は気温の影響が大きい ことを裏付けていると言えます。

EVとガソリン車のコスト比較

  • 今月の充電コスト:4,301円
  • ガソリン車(16.5km/L想定・165円/L)なら:約10,700円
  • 差額:6,400円以上の節約

👉 EVのメリットは「電費効率」だけでなく「ランニングコスト」も安くすみますね!

今月のまとめと次月の展望

  • 酷暑の8月でも、昨年より気温が低かったため電費は改善。
  • ガソリン換算ではハイブリッド車を大きく超える効率。
  • 秋に向けて気温が下がれば、さらに電費が良化する可能性大。

以上、今月の電費レポートでした。

EVは「電気代が安い」だけでなく、気温との関係を考慮してもガソリン車に比べて圧倒的に効率的です。
今後も毎月のデータから、気温・走行距離・コストの関係を検証しながら「EVライフのリアル」を発信していきます。他の記事はこちらから!

コメント

タイトルとURLをコピーしました